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各種ワクチン・予防接種に 対応しています

当院では、子宮頸がんワクチン、風疹・麻疹ワクチン、インフルエンザワクチン、DPT 3種混合(ジフテリア、破傷風、百日咳)のワクチンの接種を行っております。
摂取希望の方はお電話で可能な日時をご確認いただき、予約システムの「注射」から摂取希望のワクチンの種類を選択し予約をお取りください。
About
対応しているワクチン
子宮頸がんワクチンについて
HPVウイルスの感染をブロック
子宮頸がんワクチンは、HPVウイルスの感染をブロックし、発がんを予防します。HPVには様々な型があり、その中でも子宮頸がんを引き起こすHPVは約15種類といわれています。
今日本で使われているワクチンは2価、4価、9価のワクチンがありますが当院では9価ワクチン(シルガード®9)の接種を推奨しております。
HPVワクチンは小学校6年生~高校1年生の女の子が公費で接種可能です
公費助成(無料)の対象となる方:小学校6年生~高校1年生の女の子
キャッチアップ接種対象となる方:平成9年度~平成19年度生まれの女性のうち令和4年4月1日~令和7年3月31日までにHPVワクチンを一回以上接種した方 上記に該当しない場合は自費での接種となります(1回につき 30,000円税込)
9価HPVワクチン(シルガード®9)について
9価HPVワクチンを接種することで、子宮頸がんの原因となるHPVの16、18、31、33、45、52、58型に加え、尖圭コンジローマの原因となるHPVの6、11型に対する抗体がつくられ、日本人の子宮頸がんの原因となるHPV型の88.2%を予防できます。
- 接種後にめまいやふらつき、失神などが起こることがあります。接種後30分程度は待合室で座って休んでいただき安静に過ごしてください。
- 接種後は、注射部位を清潔に保ってください。
- 接種当日は、過激な運動を控えてください。
- 接種した日に入浴しても問題ありません。ただし、体を洗うときに注射部位を強くこすらないようにしてください。
9価HPVワクチンの接種により異常が認められた場合は、医師、看護師、薬剤師に相談してください。
HPVワクチン接種後に、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどの軽い副反応が起こることがあります。体の中でワクチン成分に対する反応が起こるための症状で、通常は数日間程度で治まります。他のワクチンと比べて特に起こりやすい副反応はありません。非常にまれですが、アレルギー症状、神経系の症状などの重い副反応が起こることがあります。
接種後に副反応が生じた場合に相談できる医療体制が各県に設置されています。万が一気になる症状がある場合は医師に相談してください。
45歳まではワクチンの有効性が証明されています
子宮頸がんワクチンは10~14歳が最も効果的な接種年齢ですが、HPV再感染を防ぐ効果も期待できることから性交開始後であっても45歳まではワクチンの有効性が証明されています。
また、現在、9年以上の間、ウイルスの感染をブロックし続けることがわかっています。ただし、いずれのワクチンも100%HPVの感染を予防できるわけではないので、ワクチンを接種した後も、定期的に子宮頸がん検診を受けるようにしてください。
摂取スケジュール
厚生労働省ホームページより引用:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_9-valentHPVvaccine.html

※1:1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。
※2・3: 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。
十分な予防効果が得られるよう、必ず決められた回数・スケジュールで接種してください。決められた接種スケジュールで接種ができない場合は、医師に相談しましょう。
費用
ガーダシル(HPVワクチン4価)16/18/6/11型 | 190,000円(税込み) |
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シルガード(HPVワクチン9価) 16/18/6/11/31/33/45/52/58型 | 300,000円(税込み) |
対象 | 9歳~45歳の女性 |
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持ち物 | ①接種予診票 ②母子手帳 |
風疹・麻疹ワクチン(MRワクチン)について
風疹に免疫抗体のない女性が妊娠初期に風疹ウイルスに感染すると赤ちゃんに先天性風疹症候群という障害を起こすことがあります。妊娠中にワクチンを打つことは出来ないため、妊娠を考えている方や、パートナーの方は免疫を持っているかチェックしておくとともに、免疫が不十分な方はワクチン接種しておくことをおすすめします。
*ワクチン接種後は2ヶ月間避妊が必要です。
*MRワクチンはご予約後に入荷します。ワクチン接種ご予約希望日に摂取が可能か電話でご確認下さい。
費用
麻疹・風疹混合(MR)ワクチン | 10,000円(税込み) |
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インフルエンザワクチンについて
冬期に流行するインフルエンザは、ワクチンによって感染を完全に防ぐ効果はありませんが、発病の予防や発病後の重症化を防ぐ効果があり、流行の2~3週間前の接種が推奨されています。特に妊娠中の方は、感染すると重症化しやすいため、ワクチンの接種が推奨されています。妊娠中、授乳中も接種が可能です。
時期になりましたら当院Instagramやホームページのお知らせ欄で摂取開始のお知らせをしますので、予約システムの注射枠での予約もしくは妊婦健診の際にお尋ねください。
費用
インフルエンザワクチン | 3800円 |
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RSウイルスワクチンについて
生まれてくる赤ちゃんのために接種するRSウイルスワクチン
RSウイルスワクチン(アブリスボ®筋注用)は、妊娠中に接種することで、おなかにいる赤ちゃんにも胎盤を通じて抗体が移行します。出生された赤ちゃんの生後6ヶ月までのRSウイルス感染症に対する予防効果が期待されます。
RSウイルスとは
世界中に広く分布しており、生後1歳までに約50%、2歳までにほぼ100%のこどもたちがこのウイルスに感染します。生まれたばかりの赤ちゃんから高齢者まで幅広い年齢で何度も感染します。軽い風邪症状から重い肺炎まで様々ですが、特に生後6ヶ月未満で感染すると重症化しやすく、入院管理になることがあります。
RSウイルス感染症について詳しく知る→ https://www.rs-virus.jp/
対象者 | 妊娠28~36週の妊婦さん |
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接種回数 | 1回 |
費用 | 30,000円(自費接種) |
申し込み方法 | 妊婦検診時、もしくはお電話 |
ご質問等がありましたら、医師または看護師にお尋ねください。
他院受診中の方でRSワクチン接種をご希望の方も接種可能です。診療時間内にお電話にてお申し込みください。
百日咳のワクチンについて
赤ちゃんの予防接種は生後2カ月から始まりますが、ワクチン接種を受けていない乳児が罹ると肺炎や脳症を合併し重症化することがあります。百日咳による死亡者の約10人に7人は、生後2ヶ月未満の乳児です。
この時期の赤ちゃんへの感染を防ぐためお母さまにワクチンを接種することで、抗体が胎盤を経由して赤ちゃんに移行してお腹の中にいるとき、生まれて間もなくの時期を守ることができます。
対象者 | 妊娠27~36週の妊婦さん |
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接種回数 | 1回 |
費用 | 5,000円(自費接種) |
申し込み方法 | 妊婦検診時、もしくはお電話 |